ーーー普段の仕事内容について教えてください。
私の仕事はプレス加工による製品の生産です。始業時には、まずプレス機の日常点検を行い、生産を開始します。朝イチは製品寸法が外れやすいタイミングなので慎重にサンプル出しを行い、細心の注意を払いながら外観確認や寸法測定を行います。自身で確認することで、これまでの寸法変動具合や不良発生の予兆を感じ取れるので、とても重要な時間です。その他、その日を順序良く動くための前準備などを行いながら量産に取り掛かります。SANWAでは順送プレスという半自動的に生産してくれる仕組みを導入してるため、一度流れ出すとどんどん製品が出来上がっていきます。
ーーー入社したきっかけは?
もともとは製造業ではなくサービス業で働いていました。しかしながらモノづくりにはずっと興味があり「いつかはモノづくりを!」と考えていたところ、知人からSANWAを紹介してもらい入社することになりました。また、私には子供がおり、仕事と家庭を両立したいと考えていました。前職は夜勤もあり不規則な生活だったため苦労が絶えませんでした。SANWAは仕事と休みの切り替えがしっかりしており、ここであれば両立が可能だと感じられたことも、入社を決意する決め手となりました。
正直、入社前はどのような仕事内容かわからずに入社してしまいました。まったくの素人で知識もないまま入社したのですが、周囲の人は優しく手取り足取り教えてくれました。実際に仕事をしていくなかで、プレス加工の楽しさや難しさを実感し、同時にモノづくりの奥深さと遣り甲斐を感じられるようになりました。同世代(20代)の採用や教育にも積極的な会社なので若手も働きやすく、活気のある職場だと感じています。
ーーー仕事をするうえで、最も大切にしていることは何ですか?
一番大切にしていることは、コミュニケーションをしっかりとることです。仕事は一人ではなくチームワークで行うものです。普段から「報・連・相」を意識して働くことで、業務の効率化や正確性に繋がると考えています。私が入社して間もなくに任された製品があったのですが、生産がうまくいかず悩んでいました。自分の知識だけでは時間がかかってしまい、生産が遅れてしまう。そうすると全体に迷惑が掛かってしまうため、思い切って先輩方へ相談しました。そうすると上司の方や関係部署の方々が丁寧にアドバイスをくれ、生産遅れを回避できたことを今でも思い出します。今では後輩を持つようになり、自分自身も教える立場になりました。自分自身の知識と技術の成長ももちろん大切ですが、後輩育成にも力を入れ、チームとして成長していきたいと考えています。